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元アンジュルム和田彩花「アイドルの頃、周りから押し付けられる“こうあるべき”に対して憤りを感じていて周りにいたメンバーも同じように憤っていた」
投稿日 2024年3月7日 14:00:20 (カラフルxハロプロ’18)
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和田さん:村上さんが発信されているアートとフェミニズムの関係性、とても面白いと感じました。私もフェミニズムに興味を持ったのは18~19歳、大学生の頃です。
当時は、アイドル活動をしながら大学に通っていたのですが、私が身を置いていたアイドル業界は、“アイドルらしさ”や“女らしさ”が強く期待される社会。それにとても違和感があって、反発もしていた。同時にその頃、自分のアイデンティティやセクシュアリティについても迷いがあり、つねにモヤモヤした感情を抱えていたのを覚えています。
そんな中、大学でフェミニズムの文脈でアートについて学ぶことで、アイドル活動で感じる違和感とつながっていることに気づいたんですよね。そこからは、図書館でフェミニズムの本を読み漁る日々が続きました。
村上さん:そのときに出合ったフェミニズムアートで印象的なものはありますか?
和田さん:現代美術作家・やなぎみわさんの写真作品「フェアリーテール」シリーズかなあ。“老い”と“若さ”をテーマにした作品で、はじめて見たときは「怖い」という感覚に陥りましたが、同時に、自分の中にある偏見や固定観念に気づいたんです。
というのも、私はアイドル業界にいたときに、ずっと幼いままでいることを期待されていて、それがすごく嫌だったんです。自立した大人になりたいのに、いつまでも子どもっぽいままでいることを望まれる。
その状況に心苦しさを感じていたときにこの作品に出会い、若さが女性の価値のすべてではないことや、老いも含めた人生の多様性を感じることができました。
村上さん:その“若さ”や“幼さ”を求められると感じたのはどんなときだったんでしょうか。
和田さん:例えば、「前髪を切りなさい」と言われたとき。やっぱり前髪があると、可愛らしい印象になるので、18~19歳の、子どもと大人の境目くらいの時期にすごく言われた記憶があります。
とはいえ私は反抗していましたし、自分がやりたいようにやっていましたね。もともと私は自分の意見がかなりあるタイプで。だから、とにかくこの時期は、まわりから押し付けられる“こうあるべき”に対してすごく憤りを感じていて、ラジオや自分のブログで、その想いについて度々話していました。
でも、ひとつよかったことは、まわりにいたメンバーが、わりと私と同じようなマインドの持ち主で、同じように憤っていたこと。
そして、周囲に言われたスタイルに従うのではなく、自分が着たい服、したい髪型やメイクを貫いて、お互いに“いいね”と言い合いまくっていた。
大人たちに自分が守りたいことを侵害されずに活動できていたことは、本当によかったなと思います。そのときの経験が、アイドルと人権について発信する今の活動につながっています。村上さん:そんな仲間がそばにいるって心強いし、すごく素敵なことですよね。
和田さん:ジェンダー関係なく、同じマインドの人はやっぱりつながれると思うんです。自分が違和感を感じたことを共有していくことで、まわりの人と支え合えると思うから。
https://yoi.shueisha.co.jp/talk/dialogue/6704/3/
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Source: カラフルxハロプロ’18
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